【スタッフコラム24】冷えとお産について

明けましておめでとうございます。さて今回は、「冷え」が分娩期にどのような影響を与えるかについてです。

みなさまは「頭寒足熱」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。足を温めることは自律神経を整えリラックス効果もあります。これはお産の時も同じです。

せっかく陣痛が来ても陣痛が弱すぎたり、効果的な陣痛が続かないとママもベビーもしんどくなってしまうことがあります。

そのため分娩時には足を温めるためにレッグウォーマーを履いたり、足湯でからだを足から温めていきます。お湯の中に足を浸けると約15分程度で全身を巡る血液が3倍も増え、結果的に陣痛促進に役立ちます。足湯をする場合には三陰交(内くるぶしから指4本分程度上のツボ)が十分に浸かるだけのお湯を準備しましょう。

毎日、バスタブに浸かる習慣のない人でもレッグウォーマーを活用すればとても手軽にからだを温めることができます。「三陰交」が隠れる丈のレッグウォーマーならバッチリです。

裏地がシルクの物だと保温性に優れているためよりおすすめです。価格も1000-2000円程度ですので、是非毎日の冷え取りに活用下さい。

 

レディース病棟 助産師 シャラワト康沙代

 

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